【あんしん】スマホで小さい文字を大きく見よう!「拡大鏡」の使い方
はじめに:スマホの「拡大鏡」機能で小さい文字も安心
日常生活で、お店の値札や商品の成分表示、新聞の小さな活字など、「もう少し文字が大きければな」と感じることはありませんか? そんな時に役立つのが、お使いのスマホに搭載されている「拡大鏡」またはそれに似た機能です。
この機能を使えば、スマホのカメラを通して、見たいものを大きく画面に映し出すことができます。まるで本物の拡大鏡のように使える便利な機能です。この記事では、スマホで拡大鏡機能を使う方法を分かりやすく解説します。
拡大鏡機能でできること:どんな時に便利?
スマホの拡大鏡機能は、主に以下のような場面で役立ちます。
- 小さな文字を読む時:
- 薬の箱や食品のラベルに書かれた小さな注意書き
- 本や新聞の細かい文字
- 契約書や説明書の隅に書かれた小さな文字
- 細かい作業をする時:
- 針に糸を通す時
- 小さな部品を確認する時
- 遠くの物を見る時:
- 掲示板の文字
- 電車の時刻表など(ただし、遠すぎるとピントが合わないことがあります)
いちいちルーペを探したり、メガネをかけ直したりする手間が省けて、とても便利に使うことができます。
【iPhoneの場合】「拡大鏡」アプリの使い方
iPhoneには「拡大鏡」という名前の便利なアプリが標準で入っています。このアプリは、ホーム画面のどこかにあるフォルダの中などにしまわれているかもしれません。「拡大鏡」というアイコンを探してみてください。
「拡大鏡」アプリを見つける・ホーム画面に出す
- ホーム画面を右にスワイプしていくと、一番左側に「Appライブラリ」という画面が表示されます。
- 画面上部の検索バーをタップして、「拡大鏡」と入力します。
- 検索結果に「拡大鏡」アプリが表示されます。
- 「拡大鏡」のアイコンを長押し(数秒間押し続けること)すると、「ホーム画面に追加」という項目が出てくる場合があります。これをタップすると、ホーム画面にアイコンを移動させることができます。よく使う場合はホーム画面に出しておくと便利です。
「拡大鏡」アプリの基本的な使い方
- 見つけ出した「拡大鏡」アプリのアイコンをタップして起動します。
- アプリが起動すると、カメラが起動し、今見ているものが画面に映し出されます。
- 画面の下にあるスライダーを左右に動かすことで、拡大率を調整できます。右に動かすほど大きく表示されます。
- 画面に映ったものを一時的に固定したい場合は、右下のボタン(一時停止ボタンのような形)をタップします。もう一度タップすると、元の表示に戻ります。
- 暗い場所で見えにくい場合は、左下の電球のマークをタップすると、スマホのライトをつけることができます。
- 他にも、明るさやコントラストを調整する機能などがありますので、見やすいように試してみてください。
【Androidの場合】似た機能を探す
Androidスマホの場合、「拡大鏡」という独立したアプリが標準で入っている機種は少ないですが、「ユーザー補助」や「アクセシビリティ」といった設定の中に、画面の一部を拡大したり、画面全体を拡大する機能が含まれていることがあります。また、「Google Playストア」で「拡大鏡」と検索すると、無料の拡大鏡アプリをインストールすることもできます。
ここでは、標準機能として用意されていることの多い「拡大機能」についてご紹介します。ただし、スマホのメーカーや機種によって設定の名前や場所が少しずつ違うことがありますので、ご自身のスマホに合わせて探してみてください。
設定から「拡大機能」を探す(一般的な方法)
- スマホのホーム画面にある「設定」アイコンをタップします。
- 設定メニューの中から「ユーザー補助」や「アクセシビリティ」といった項目を探してタップします。
- その中に「拡大」や「拡大操作」、「ズーム機能」といった名前の項目がないか探します。
- 項目が見つかったらタップし、機能の説明を読んで、利用できるように設定をオンにします。
拡大機能の使い方(設定によって異なります)
設定をオンにした後の使い方は、機能によって異なります。例えば、
- 画面を3回素早くタップすると拡大・縮小ができる
- 画面下部に表示される拡大アイコンをタップすると拡大モードになる
など、いくつかの種類があります。設定画面に使い方が説明されていることが多いので、よく読んでみてください。
また、Google Playストアで「拡大鏡」と検索して、使いやすそうな無料アプリを探してインストールするのも良い方法です。
利用する上での注意点
- 手ぶれに注意: 拡大率を高くすると、少しの手ぶれでも画面が大きく揺れて見にくくなることがあります。見たいものに近づけて、なるべく手ぶれしないように固定して使うのがおすすめです。
- プライバシーに配慮: カメラ機能を使うため、むやみに人や他の家の窓などを映さないように注意しましょう。
- 電池の消費: カメラやライトを使うと、電池の減りが少し早くなることがあります。長時間使う場合は、電池残量に気をつけましょう。
おわりに:日々の暮らしで活用しましょう
スマホの拡大鏡機能は、小さい文字や細かいものが見えにくい時に、すぐに使える便利な機能です。設定を一度しておけば、必要な時にサッと取り出して使うことができます。
商品の成分表示を見たり、書類の小さな文字を確認したりと、日々の生活の中で役立つ場面はたくさんあります。ぜひ一度、ご自身のスマホで拡大鏡機能を試してみて、小さい文字に悩まされることなく、あんしんしてスマホを活用してください。